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【千葉】

声掛けや付きまとい減少 我孫子・子ども見守り隊 発足2カ月、防犯効果

子ども見守り隊の隊員証。市のマスコットキャラクター「手賀沼のうなきちさん」が描かれている=我孫子署で

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 ベトナム国籍の小学三年の女児が殺害された事件を受け、「我孫子市子ども見守り隊」が十月に発足してから二カ月。犯罪の前兆とされる子どもや女性への声掛けや付きまといなどの認知件数は、発足前の月平均約十二件から、発足後は同約四・五件と大幅に減った。地域一体となって子どもを見守る取り組みが、少しずつ実を結びつつある。

 隊員は、市民や市内に事業所のある企業の社員ら。我孫子署によると、発足時約千二百人だった隊員は、今月十五日現在で約二千百人に増えた。女児の遺体が市内で見つかったことが、発足のきっかけだった。

 特徴は、自分の都合に合わせて参加できる活動の気軽さ。共通の隊員証を首から下げ、買い物や散歩などの外出時のほか、配達途中や店先で立つなどして子どもたちを見守り、不審者を発見したら通報する。

 署によると、管内の十三歳未満に対する声掛けや付きまといなどの認知件数は、今年一〜九月は月平均三件だったが、発足後の十〜十一月はゼロに。強制わいせつや窃盗など刑法犯の認知件数も発足前の月平均約七十七件から発足後は五十八件に減少した。

 隊員は氏名と住所、連絡先を申告する登録制で、二年ごとに更新手続きが必要。我孫子署の杉崎健一生活安全課長は「犯罪者は見られることを嫌がる。地域の大人の目が増えて、住民の防犯意識が高い地域と思われるよう隊員を引き続き募集したい」と話している。 (黒籔香織)

 

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