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【千葉】

再選挙の市川市長選 全票を29日に再点検

再点検について説明する市選管の佐々木和夫委員長=市川市で

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 昨年十一月の市川市長選が再選挙となり、市民から選挙の無効を求める異議申し出があった市選挙管理委員会は五日、同時実施の市議補選(被選挙数二)を合わせた全ての票の再点検を二十九日、市長選の開票場と同じ国府台市民体育館・第一体育館で行うことを決めた。二件の異議を申し出た二人も参加する予定という。異議が市選管から棄却された場合、次は県選管へ審査申し立てをすることができるが、この申し立てがなければ、再選挙は四月ごろとの見方が出ている。 (保母哲)

 市長選では立候補した五人の得票がいずれも法定得票数(有効投票総数の四分一)に達せず、再選挙が行われることになった。選挙後には「開票作業に不自然な点、いいかげんな点がある」などとして、市長選と市議補選の無効を求める異議申し出が相次いで書面で提出され、市選管は計約二十四万二千票を点検し直すことを決めていた。

 五日にあった市選管の臨時委員会では、票を再点検する「開披調査」の日程を決定。当日は市職員ら約百十人態勢で午後一時から全ての票を数え直す。この再点検は公開で行われ、市民も見学できる。

 また市選管は今月中旬から、十一月の市長選と市議補選の開票作業に携わった市職員約二百五十人中、約百人から聞き取り調査することを明らかにした。当日の開票作業について書面や面談で意見などを求める。

 佐々木和夫委員長は「異議申し出人の疑問や意見にきっちりと答えられるようにしたい。(再点検では)開票作業の内容やプロセスを確認したい」と話した。

 また市選管は、異議に対する見解を示す決定書の交付が、二月中になるとの見通しも示した。公選法により、決定に不服があれば二十一日以内に県選管に審査申し立てをすることができ、その後、東京高裁に提訴して裁判で争うこともできる。こうした手続きが終わった後、再選挙は五十日以内に行われる。

 

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