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【千葉】

流経大柏が10年ぶり決勝へ 全国高校サッカー 矢板中央に1−0

流経大柏−矢板中央 後半19分、ゴールを決めてイレブンから祝福を受ける流経大柏の加藤蓮選手(右から3人目)=さいたま市の埼玉スタジアムで

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 埼玉スタジアム(さいたま市緑区)で六日にあった第96回全国高校サッカー選手権大会の準決勝で、県代表の流経大柏は、栃木県代表の矢板中央を1−0で破り、十年ぶりの決勝進出を決めた。決勝は八日午後二時五分から同スタジアムであり、流経大柏は群馬県代表の前橋育英と対戦する。

 前半は互いに無得点で折り返し、均衡が崩れたのは後半19分。DF近藤立都(りゅうと)選手(三年)の左サイドからのクロスに、逆サイドで待っていた後半途中出場のMF加藤蓮選手(三年)が右足でダイレクトボレーを放ち、ゴールネットを揺らした。矢板中央はその後、前線で圧力を強め、好機もつくったが一歩及ばなかった。

 流経大柏の本田裕一郎監督は「加藤(選手)のシュートも良かったが、失点をゼロに抑えられたのが何より良かった」と試合を振り返り、決勝について「相手は力のあるチーム。挑戦者のつもりでいきたい」と抱負を述べた。

 宮本優太主将(三年)は「決勝戦ではもっと前線でボールを奪いたい」と課題を挙げ、「三年生には最後の試合になる。最後は笑顔で帰りたい」と、十年ぶりの栄冠へ意欲を見せた。 (山口登史)

◆自慢の左足で決勝点アシスト DF・近藤立都選手(3年)

流経大柏−矢板中央 前半、パスを出す流経大柏の近藤立都選手

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 無得点が続いていた後半19分。背番号「2」の左足が、逆サイドにフリーで待ち構えていたMF加藤蓮選手(三年)へ、吸い込まれるようなピンポイントのクロスを上げた。加藤選手は右足を豪快に振り抜き、決勝点をたたき出した。チームを十年ぶりの決勝に導く得点をアシストし、「加藤(選手)ならやってくれると信じていた」と無邪気な笑顔を見せた。

 宮本優太主将(三年)が「守備はもちろん、キックが持ち味」と信頼を寄せるほど、チーム随一の精度を誇る左足。高校では一年からセットプレーのキッカーを担う。ロングスローも武器とし、今大会は幾度も好機を演出してきた。

 サッカーを始めたのは幼稚園の頃で、サイドバックを務めるようになったのは中学一年から。本来は守備的な役割が中心だが、中学時代の指導者に「キックが良いからどんどん前線にいけ」と助言されて以来、積極的に得点を狙いにいく姿勢を心掛けている。「攻守ともに重要な役割を担うポジションで、とても楽しい」と話す。

 八日の決勝は、十年ぶりのタイトルがかかる。「キック一本、一本をしっかりと打ち、無失点に抑えたい」と決意を語った。 (山口登史)

 

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