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【千葉】

キャッシュカード詐取、市職員ら装う手口急増 過去最悪の1353件

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 ニセ電話詐欺の被害が後を絶たない。県警によると、2017年1〜11月、県内のニセ電話詐欺の認知件数は1353件(被害総額約21億1290万円)。過去最多の2004年の1298件を既に上回り、過去最悪となっている。このうち、市職員らを装ってキャッシュカードをだまし取る手口が、16年同期比で4倍以上増え、県警は注意を呼び掛けている。 (黒籔香織)

 最近のニセ電話詐欺の手口として増えているのは、市職員や警察官、銀行員といった専門職をかたる犯人グループが、被害者から銀行のキャッシュカードの暗証番号を聞き出した上、カードをだまし取って現金を引き出す手口。

 従来のニセ電話詐欺では、例えば、息子を名乗る犯人が電話で親らに、至急、金が必要になったなどと懇願し、息子の知人をかたる共犯者が現金を直接受け取る手口が多かった。しかし、最近では市職員や銀行員らをかたることで被害者を信用させるなど、だましの手口が巧妙化している。

 捜査二課によると、一七年十一月末までのニセ電話詐欺の認知件数のうち、四百四十二件が市職員らをかたりキャッシュカードをだまし取る手口で、一六年十一月末までの百三件に比べ三百三十九件増と急増している。

 一七年十一月末までの市町村別のニセ電話詐欺の認知件数では、千葉、船橋両市が百七十一件と県内で最多。被害金額は、松戸市の二億五千五百四十八万円が最も高かった。

 捜査二課の担当者は「警察や金融機関の職員が暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを受け取ったりすることはない。注意してほしい」と話している。

 

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