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【千葉】

求むキョン捕獲人 県が任期付き職員募集

県南部に生息するキョン(県提供)

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 県南部で増加している特定外来生物「キョン」の被害を食い止めようと、県は民間から捕獲の専門家を採用する。イノシシやニホンジカなどの有害獣を管理・捕獲する人材と合わせて、三年間の任期付き職員を一人ずつ、二十六日まで募集する。

 獣害対策で専門職員を雇うのは、二〇一六年度のカミツキガメに次ぐ。副課長より低い副主幹級以下の職位で、今年四月からの任用を予定する。

 キョンはシカの仲間で、中国や台湾に生息。県自然保護課によると、かつて勝浦市にあった動植物園から逃げ出し、野生化したとみられる。一五年度末で推定五万匹弱が生息。〇七年度の三千四百匹と比べて十五倍ほどに急増した。農業被害のほか、花壇の花を食べられた、鳴き声がうるさいといった生活被害が出ている。

 県は一七年度から定点カメラの設置や、捕らえたキョンの首に衛星利用測位システム(GPS)を取り付け、行動パターンを調査するなどの対策を開始。さらに捕獲技術を確立するため、大学などでほ乳類について学んだ人材を求める。

 イノシシの農業被害は一六年度で二億五千七百万円。被害対策の人材育成や普及活動、地域と一体となって取り組みを進めるコーディネーターを募る。 (村上豊)

 

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