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【千葉】

五輪見据え 化学テロ訓練 幕張メッセなど 県や千葉市連携確認

化学テロ対策訓練で、幕張メッセの会場から被害者を救助する消防隊員=千葉市で

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 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックを見据え、国、県、千葉市が二十四日、競技会場となる幕張メッセ(同市美浜区)などで、化学テロを想定した対策訓練を行った。国民保護法に基づくもので、警察や消防など関係機関から約千人が参加した。

 訓練は、幕張メッセで国際スポーツ大会を開催中、屋内の客席付近で猛毒のサリンがまかれ、百二十人の死傷者が出たと想定。防護服を着た消防隊員や警察官らが負傷者を救助し、除染や、治療の優先度を決めるトリアージを行った。

 幕張メッセ近くの施設では、警察の爆発物処理班が、爆発物の入ったリュックサックが見つかったとの想定で回収訓練を実施。千葉市は幕張コミュニティセンター(花見川区)に避難所を設け、外国人の避難者に対応するため、英語と中国語の通訳も配置した。

 負傷者の受け入れ先となった県救急医療センターと千葉大医学部付属病院でも、治療の訓練を行った。

 幕張メッセは、東京五輪・パラリンピックで、レスリングやシッティングバレーボールなど計七競技の会場となる。

 訓練後、森田健作知事は「関係機関の皆さんと、いろいろな場面で良く連携が取れた。これから課題を検証し、万一に備えたい」。千葉市の熊谷俊人市長は「二年後の東京五輪・パラリンピックに向け、今後もいろいろな訓練を重ねたい」と話した。 (中山岳)

 

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