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【千葉】

犬吠埼マリンパークきょう閉館 「長い間ありがとう」の声が続々と

31日に閉館する犬吠埼マリンパーク=銚子市で

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 銚子市犬吠埼の民間水族館「犬吠埼マリンパーク」が三十一日で閉館する。長年、市内の幼稚園や小学校の見学を無料で受け付けてきただけに、施設には学校関係者らを名乗って「長い間ありがとうございました」と感謝を伝える電話が、三十日朝から多く寄せられているという。

 施設は一九五四年に「銚子市水族館」としてオープン。その後、民間に譲渡され、七一年に「犬吠埼マリンパーク」としてリニューアルした。運営会社によると、現在の施設は七四年の建設で、老朽化による設備異常も考えられ、安全面から運営が困難になった。

 年間来場者数は最盛期で約三十万人だったが、東日本大震災に伴う原発事故の風評被害で大幅に落ち込み、近年は五万人程度と経営的にも厳しい状況だった。

 担当者は「現在は生き物たちを生かす方に力を注いでおり、運営最終日の三十一日も特別なイベントはできない」と説明。閉館後、各地の水族館に引き取ってもらうための交渉を始めるという。

 越川信一市長は「非常に残念。銚子観光の中心、犬吠埼にある施設として何らかの活用が図られることを望んでいる。行政としてできる限りの協力をしたい」とのコメントを出した。 

  (小沢伸介)

 

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