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【千葉】

成田空港、さまようロボ 新たな広告媒体 自律走行で実験

人の視線とらえ 注目度測ります

写真

 成田空港第2旅客ターミナルビル3階出発ロビーで、空港利用者の間をゆっくりと自律走行するロボットが注目を集めている=写真。興味深げにスマートフォンで撮影したり、目の前に立ちふさがってぶつかるかどうか試したり、突然、現れたロボットに驚いて思わず手を振ったりする人も…。

 成田国際空港会社(NAA)が新たな広告媒体としての可能性を検証する目的で試験的に導入し、液体物の機内持ち込み制限を搭乗客にアナウンスしている。パナソニック(大阪府門真市)が、病院内で薬や検体を運ぶために開発したロボット「HOSPI(ホスピ)」を改造した。

 身長140センチほどで、歩きよりも遅いスピードで移動し、人や物を認識すると自ら減速、停止して衝突を回避する。胴体部分の正面と両側にある26インチの液晶ディスプレーで、静止画を切り替えて表示し、動画を流すことができる。

 国内空港での実証実験は初めて。本体に人の視線をとらえるカメラが組み込まれており、注目度を数値化して既存の固定型の電子掲示板と宣伝効果を比較しているという。期間は今月26日まで。

 NAAは、第2ターミナルの保安検査場で液体物の廃棄量が減るなど効果が見られれば、2020年の東京五輪・パラリンピックに向け複数台を導入する方向で検討している。

 パナソニックの担当者は「ロボット自体が人の目を引くので、広告媒体として有効では」とアピールしている。 (小沢伸介)

 

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