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【千葉】

千葉市職員、官製談合疑い 橋補修工事入札 落札業者も逮捕

押収した資料の段ボール箱を運び出す県警の捜査員たち=千葉市役所で

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 千葉市発注の橋補修工事の制限付き一般競争入札で、工事価格などを不正に業者に漏らしたとして、県警捜査二課は六日、官製談合防止法違反の疑いで、市緑土木事務所長の内山恵市容疑者(60)=同市若葉区=を逮捕した。不正に得た情報で工事を落札したとして、公契約関係競売入札妨害の疑いで、伊藤工務店(千葉市)の社員池田厚美容疑者(70)=同市中央区=を逮捕した。県警は二人の認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑では、内山容疑者は、昨年五月三十日に実施された橋の補修工事の制限付き一般競争入札を巡り、同月二十四日ころ、池田容疑者に工事価格などを漏らし、公正な入札を妨害したとされる。

 県警や千葉市によると、入札には十社が参加。伊藤工務店は、工事価格などから算出し、落札額の下限の目安となる調査基準価格(二億五百九十一万円)に近い、二億七百万円(税抜き)で落札。落札率は90・27%だった。

 県警によると、池田容疑者は営業担当で、内山容疑者とは市緑土木事務所の外で会い、工事価格の他、他社分も含む技術評価点も聞き出していたという。

◆市役所など家宅捜索

 県警は六日、市緑土木事務所や市役所土木部を相次ぎ家宅捜索。市役所では、午後四時ごろに到着した県警の捜査員ら八人が、六階の土木部会議室に捜索に入った。約二時間半後の午後六時半ごろ、押収資料を入れた段ボール四箱を運び出し、市役所を離れた。

 

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