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【千葉】

公立学校の週60時間以上勤務 教諭ら35%、副校長・教頭67%

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 県教育委員会は、県内公立学校の勤務実態を調査し、発表した。国が示す「過労死ライン」に相当する「週60時間以上勤務(在校時間)」だったのは副校長・教頭で67.1%、教諭らで35.6%に上り、学校現場で長時間勤務が常態化している現状が浮き彫りになった。 (村上豊)

 在校時間が60時間を超えた割合のうち、教諭らでは中学校が65.9%と高かった。小学校は35%、高校は36.1%、特別支援学校は8.7%だった。副校長・教頭でも中学校が80.0%と最も高く、小学校は68.6%、高校は56.5%、特別支援学校は66.7%。

 教員らの1週間当たりの正規労働時間は42時間半だが、調査では10〜24時間ほど超過していた。最長は中学の副校長・教頭の66時間41分だった。

 超過勤務の理由について教諭らに聞くと、小学校では「学級便りや教室環境の整備(掲示物など)」「行事の打ち合わせ」と回答した。中学と高校では「部活動の指導」、特別支援学校では「授業準備」が多かった。

 副校長・教頭が長時間勤務になる理由について、県教委の担当者は「業務量が多く、ほかの教員がいれば学校に残っていることが多い」と説明する。

 調査結果を受けて、県教委は「勤務時間が過労死ラインを超えている深刻な状況」として、業務改善対策を検討する方針。新年度からは教員の事務作業を補助するスタッフを小中学校に20人配置する。

 調査は昨年11〜12月の2週間、68校の2405人を対象に実施した。 

 

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