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【千葉】

市川市選管「異議」棄却 市長選・市議補選 6項目の改善点提示

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 「異議は、今後の開票作業の改善につなげる」−。昨年十一月に行われた市長選と市議補選(被選挙数二)の無効を求めた市民二人の異議申し出について、市川市選挙管理委員会は二十日、異議を棄却したと発表した。公選法により、不服の場合、二十一日以内(三月十二日まで)に県選管へ審査を申し立てることも可能で、二人は取材に「(市選管の)決定書を読むなどして判断したい」と話した。県選管への申し立てがなければ、市長選の再選挙は四月十五日告示、同二十二日投開票の日程で行われる。 (保母哲)

 市長選では、立候補した五人の得票がいずれも法定得票数(有効投票総数の四分一)に達せず、再選挙が行われることになった。選挙後には「開票作業に不自然な点、いいかげんな点があった」などとして、二件の異議申出書が市選管に提出された。

 この異議に対し、市選管の判断である決定書を公表した佐々木和夫委員長は、市長選に投じられた十二万一千百二十一票と、市議補選の十二万一千四十五票を一月二十九日、全て再点検したことや、開票作業に携わった職員百二十人から聞き取り調査をしたことなどを挙げ、「異議を厳粛に受け止め、真摯(しんし)に対応してきた」と説明。

 また「開票作業の中で至らぬ点、誤解を招く部分があった」として、決定書には今後の選挙で「開票作業をビデオ収録し、検証できるようにする」ことなど六項目を盛り、開票作業を改善するとした。

 市長選の再選挙を四月二十二日ととりあえず決めた理由として、年度末や年度初め、大型連休を避ける▽選挙準備期間を確保▽選挙日を早めに決めることで、広く周知できる−としながら、佐々木委員長は「市長不在期間をできるだけ短くしたい」と述べた。

 市選管に異議を申し出た元市議の石崎英幸さん(48)は「市選管の組織防衛的な文章と感じたが、改善点が六つ示されたことは評価している」、杏林(きょうりん)大学名誉教授の武内成(おさむ)さん(72)は「私の指摘が(決定書に)反映された部分と、そうでない部分があるのは残念だ」と話した。

 

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