東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

千葉市保養施設 「高原千葉村」を廃止へ 群馬・みなかみ町に売却

写真

 千葉市は、市営の保養施設「高原千葉村」(群馬県みなかみ町)を、二〇一九年三月末に廃止する方針を発表した。施設が老朽化し、利用者数が低迷しているためで、市は同年四月以降、建物や土地を、みなかみ町に売却する。

 高原千葉村は、敷地面積約四十一ヘクタール。一九七三年にログハウス付きの林間キャンプ場を設け、七八年までに青少年自然の家、市民ロッジを相次ぎ開設した。スキー場やテニスコートなども備え、利用者数はピーク時の八二年度に、延べ約七万五千人に上った。

 現在も千葉市内の中学校の自然教室などで利用されているが、一般の利用者が減少。二〇一六年度の利用者数は延べ約三万五千人で、約一億四千万円の赤字だった。施設も老朽化し、今後十五年間で約十億円の改修費が必要となる。

 市は一三年八月から、みなかみ町と協議を続け、昨年末に売却で合意。土地・建物を含めた売却額は約二千万円の見込みという。千葉市市民総務課の担当者は「少子化の影響や市民のライフスタイルが多様化する中、市が保養施設を運営する必要性が低下してきた」と話している。

 みなかみ町は、施設の一部を閉鎖し、キャンプ場をメインに活用する予定。千葉市民が利用する場合、利用料金を安く優遇することも検討する。 (中山岳)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報