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【千葉】

県お墨付き農産物15件 五輪で「新鮮さPR」

ちばGAPの認証を受けた農家ら=千葉市内で

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 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックで県産の農産物を食べてもらおうと、県は独自の品質認証制度「ちばGAP(農業生産工程管理)」を二月からスタートさせた。第一弾として認証を取得したのは、ブルーベリーやナシの農家ら十五件。東京大会を足掛かりに、県産品の品質をPRできるか注目される。(村上豊)

 千葉市内で十三日に開かれた認証式には、ブルーベリーやナシ、コマツナ、コメの生産者が参加。いずれも昨夏からテスト産地として取得に取り組み、三十項目以上の審査基準をクリアした。農産物の袋などに「基準適合」と書かれたシールを貼ることができる。

 ナシ農家らがメンバーのJAいちかわ果樹部会(市川市)の研究部長の松本大佑さんは「東京大会は市川のナシを知ってもらういい機会。大会会場に近く、新鮮さをPRできる」と意気込む。

 県立農業大学校(東金市)は、ナシとブルーベリーを育てる果樹専攻の生徒らが取り組んだ。立崎政男副校長は「卒業してから県内農業の担い手や指導者になる生徒が、若いうちから品質管理を学び、実践できたことは大きい」と教育の効果を語る。

 GAPは、農薬や肥料を適切に使うなどして、食品の安全確保に努めている農家にお墨付きを与える制度で、国際規格のグローバルGAPなどがある。東京大会では認証取得が選手村などへの食材の納入条件になるとみられる。

 県内では八競技が開催されるが、県内農家のGAP取得は三十四件にとどまる。このままでは地元会場の食事で他県の食材を扱う事態になりかねないため、千葉県も独自の認証を設けた。二一年までに百十件の認証取得を目標にする。農産物の品質向上を促し、販売拡大につながることも期待する。

ちばGAPのロゴマーク

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