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【千葉】

すくすく育って 市川市動植物園で赤ちゃん誕生 絶滅危惧種 スマトラオランウータン

母親の「スーミー」に抱かれて眠るスマトラオランウータンの赤ちゃん(市川市動植物園提供)

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 市川市動植物園(同市大町)で飼育されているスマトラオランウータンに、赤ちゃんが生まれた。インドネシア・スマトラ島に生息するスマトラオランウータンは、国際自然保護連合のレッドリストに絶滅危惧種として記載され、「深刻な危機」レベルとされる。

 父親は「イーバン」、母親は「スーミー」。この二頭は一九九二年、市川市と姉妹都市であるインドネシア・スマトラ州メダン市から寄贈された。

 スーミーは二月二十四日正午すぎ、放飼場で出産。赤ちゃんは雌で、早産だったが元気という。出産は二〇〇三年の「ウータン」(雄)、一〇年の「リリー」(雌)に続いて三頭目。ウータンは愛知県・豊橋総合動植物公園に貸し出し中のため、赤ちゃんは親子四頭で過ごしている。

 市川市動植物園によると、国内にいるスマトラオランウータンは現在、今回生まれた赤ちゃんを含め十一頭のみ。このうち同園で四頭を飼育しており、担当者は「国内でも希少性の高い動物だけに、順調に育ってほしい」と話している。

 赤ちゃんの名前は今後一〜二カ月ほど成長ぶりを見届け、園で幾つかの案を考えて、来園者の投票で決めることにしている。 (保母哲)

 

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