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【千葉】

生きものの魅力 自然観察ガイド出版

写真

 千葉の自然と生きものの魅力を知ってもらうと、県生物学会は創立70周年を記念して、自然観察ガイド「千葉県いきものかんさつガイド」を出版した。写真、イラストをふんだんに盛り込み、子どもから大人まで楽しみながら県内の生きものに親しめる内容となっている。(村上豊)

 湿地や山、水田など生息する環境(地形)ごとに生きものを説明しているほか、新たに発見された植生や動物が見られる方法や場所を紹介。手賀沼や谷津干潟、九十九里など15カ所の観察スポットを載せている。

 会員31人がそれぞれの専門分野で執筆し、メモ欄で用語などを解説している。表紙にはカワセミやツクシのイラストをあしらった。50周年の際に一般向けの「千葉県自然観察ガイド」を出版したが、今回は地域の生きものを紹介することに重点を置いた。

 県内で発見され「チバ」の名が付いたチバナライシダや、20年ほど前から利根川流域の田んぼで見られるようになったヌマガエル、房総半島で生息域が拡大しているコハクオナジマイマイなど、専門家が現地調査で見つけた生きものも多く入っている。

 編集を担当した副会長の浅間茂さん(68)=千葉高校非常勤講師=は「小学5年生が読めるように作ったが、大人が見てもワクワクする内容。好奇心を持って自然を見る感覚を育み、地元の自然を見て考えてもらう手掛かりになれば」と話す。

 同学会は戦後間もない1948年に設立。中学高校の先生や大学教授、博物館の研究員ら約200人が所属し、学会誌の発行や野外観察会のほか、小中高校生の研究発表会を毎年開いている。

 ガイドはA5判で128ページ、税込み1080円。問い合わせは、たけしま出版=電04(7167)1381=へ。

 

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