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【千葉】

避難者、寄り添い祈る 松戸の東北・交流サロン

お経を読み焼香して犠牲者を悼む参列者=松戸市で

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 東日本大震災や東京電力福島第一原発事故から7年がたつのを前に、津波被害などの犠牲者を悼む法要が8日、東日本大震災復興支援松戸・東北交流プロジェクト(古宮保子代表)の交流サロン「黄色いハンカチ」で営まれた。東北地方からの避難者ら15人ほどが参列し、手を合わせて被災地に思いを寄せた。 (林容史)

 震災から数えて八度目の法要。黄色いハンカチが五月に移転することから、現在地では最後の法要となった。

 圓慶(えんけい)寺の浅賀倫大(りんだい)住職の読経に合わせて参列者全員でお経を読み、焼香した後、黙とうして静かに犠牲者を悼んだ。

 福島県から避難している女性(60)は「3・11になかなか現地に行けず、心が痛い。墓参りをしなくていいのだろうか。残してきたペットに対する罪悪感もある」と目頭を押さえた。

 浅賀住職は「たくさんの苦境を乗り越えて、皆さんはここにいる。一緒に支え合ってほしい」と呼び掛けた。

 古宮代表は「悩みが個人的なものに変わり、周りに伝わりにくくなっている。一生消えない苦しみを知らせていかなければ」と話していた。 

 

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