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【千葉】

千葉市5遺跡 加曽利貝塚の耳飾りなど展示

加曽利貝塚の発掘調査で見つかった耳飾りについて話す、千葉市埋蔵文化財調査センターの西野雅人所長(右)=千葉市役所で

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 国特別史跡の加曽利貝塚(千葉市若葉区)など千葉市内にある五つの遺跡の調査成果の発表会が十七日午前十時半から、千葉市民会館(中央区要町)で開かれる。市の学芸員が、加曽利貝塚の昨年の発掘調査で見つかった縄文時代晩期(約三千年前)の竪穴住居跡について解説。耳飾りや土器などの出土品も展示する。

 千葉市は昨年九月下旬〜十二月中旬、加曽利貝塚の南貝塚の北東端で四十五年ぶりに本格的な発掘調査を実施。六百二十五平方メートルを掘って調べ、竪穴住居跡の床面や高さ約八十センチの壁を確認した。周辺から、つぼ型土器や耳飾りなども発見。縄文時代晩期の竪穴住居跡は県内でも発見例が少なく、貴重という。

 発表会は、学芸員がこうした成果を説明。ほかに餅ケ崎(もちがさき)遺跡(若葉区源町)、古山遺跡(同区桜木二)、種ケ谷津(たねがやつ)遺跡(中央区生実町)、西花遺跡(同区大森町)について、二〇一七年度の調査結果を公表する。

 一七年八月に行われた古山遺跡の発掘調査では、古墳時代中期(約千六百年前)の竪穴住居跡などを発見した成果を発表。このほか、過去に同遺跡で見つかった鉄製のかぶとの破片が、神や先祖をまつる祭祀(さいし)で使われた可能性があることも報告する。

 千葉市埋蔵文化財調査センターの西野雅人所長は「加曽利貝塚の竪穴住居跡は、保存状態が非常に良かった。それぞれの遺跡の最新の調査結果を知らせたい」と話している。発表会は参加無料。問い合わせは、同センター=電043(266)5433=へ。 (中山岳)

 

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