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【千葉】

ギャンブル依存症の疑い 千葉市が初の実態調査 男性7.8% 女性1.2%

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 千葉市は十九日、ギャンブル依存症対策を考えるための初の実態調査結果を発表した。インターネットによる市民アンケートで、ギャンブルにのめり込み、日常生活に支障が生じている「ギャンブル依存症」の疑いがある人の割合は、男性7・8%(五十一人)、女性1・2%(五人)。同市は幕張新都心(美浜区)でカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致をすべきかどうか議論しており、調査結果も参考にしながら慎重に検討する。 (中山岳)

 市は昨年十二月〜今年一月、ネットアンケートと、千葉競輪場(中央区)入場者への聞き取り調査をした。いずれも二十歳以上を対象に、ネットアンケートは市民の男女千七十五人から、競輪場は市内外の男女九十三人から有効回答を得た。

 調査では「賭け金がだんだん多額になったことがあるか」や、「ギャンブル資金を得るために借金したり、自分や家族の持ち物を売ったことがあるか」などを質問した。

 ネットアンケートで依存症の疑いとされた男性五十一人に、ギャンブルのための一カ月の借金額を聞いたところ、回答した四十八人のうち「借金なし」が35%(十七人)で最多。「二十万円以上」は6%(三人)だった。

 競輪場での調査では、ギャンブル依存症の疑いがあるとされたのは男性14・5%(十一人)、女性はゼロだった。

 依存症の疑いとされた男性が過去一年間にギャンブルで使った金額は、ネットアンケート、競輪場調査いずれも、一カ月に一万〜十万円程度が最多だった。

 調査に携わった、市こころの健康センター(美浜区)の稲生英俊所長は「回答者の一部は、ギャンブルのために生活費まで使うケースがあった」と指摘。今後、調査結果を分析し、依存症の人や家族への支援策、市民向けセミナーの開催を検討するという。

 

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