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【千葉】

歴史体感 庭園眺めランチ 柏の「旧吉田家住宅」ガイドツアー

邸内の施設や由来を解説する渡辺健二館長(中央奥)=柏市で

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 建物8棟が国重要文化財に指定されている柏市花野井の「旧吉田家住宅歴史公園」で、学芸員による案内と昼食付きのツアー「秘蔵ガイド+ランチ」が始まった。休館日の月曜日に毎月1回開催し、26日まで、来月開催の次回ツアー参加者を募っている。(堀場達)

 同住宅は江戸時代以前に旧花野井村で名主を務めた吉田家の人々が暮らしてきた。土地や建物などが二〇〇四年、市に寄贈され、一帯を公園に整備後、指定管理者となった一般財団法人柏市みどりの基金が、今回のツアーを企画した。

 ツアーでは、学芸員の渡辺健二館長が参加者を邸内の歴史的建造物や庭に案内し、使われている素材や時代背景などについて解説する。

 昼食は書院で庭園を眺めながらいただく。かつて市内で営業していた洋食店「冨士見軒」の三代目でシェフの森信悟さん(70)が料理の腕をふるう。冨士見軒は昭和初期に吉田家が誘致し、戦後閉鎖された「柏競馬場」にも店を構えていた。

 ツアー参加者は、約百八十年前に建てられ、ふだん非公開となっている土蔵「向蔵(むかいぐら)」に立ち入り、収納している骨董(こっとう)品や書物を鑑賞できる。渡辺館長は「こちらも不慣れなところがあるが、スムーズな案内に務め、鑑賞を楽しんでもらいたい。歴史的建造物で食事をとる体験はなかなかできない。旧吉田家住宅に関心を抱いてもらうきっかけづくりにしたい」と話す。

 一回のツアーで、ガイドは二回(定員計四十人)。参加費は一人二千円。次回は五月七日で、応募者多数の場合は抽選。問い合わせは同公園=電04(7135)7007=へ。

 

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