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【千葉】

竹製ビニールハウス 野菜・苗など販売所 八千代で29日オープン

竹を骨組みに作られたビニールハウス内部=八千代市で

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 竹を骨組みに使ったビニールハウス二棟が、八千代市下高野にお目見えした。各地で放置竹林による「竹害」が問題となる中、有効活用策を探っているNPO法人「トージバ」(神崎町)が製作。同所で採れた野菜や種、苗などの販売所として、二十九日にオープンする。 (保母哲)

 トージバの名称は、人々が交流する「湯治場」にちなんだという。事務局長の神沢則生さんは、竹の特性を「建物の柱や梁(はり)になるほか、割れば曲線の構造物としても使える」と説明する。

 トージバは大豆の種まきから、みそ仕込みまでを体験してもらうプログラムも各地で行っている。

 ビニールハウスは間口五・四メートル、奥行き一四・五メートル、高さ三・六メートル。山武市の竹林で伐採し、同所に運び込んで加工、組み立てた。使用した竹材は、一棟当たり約八十本という。

 販売所として使うのは、同所で農地を借り、本格的に野菜や種作りを始める中村訓(さとる)さん(50)。浜松市の種苗店「光郷城(こうごうせい) 畑懐(はふう)」三代目の中村さんは、地域で古くから作られてきた伝統野菜などを作ることにしている。トージバのメンバーと知り合いだったことから、販売所は竹製ビニールハウスを充てることにした。農地であり、構造物を建てられないことも竹を選んだ理由という。

 大型連休に合わせて販売所を開設し、各種野菜の種まきを始める中村さんは、「うまい、と言ってもらえる旬で地の野菜を育てたい」と話している。

 

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