東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

松戸の女児殺害受け県警初導入 防犯カメラ設置遅れる

 松戸市の小学三年女児の殺害事件などを受け、県警が初めて独自に導入する街頭防犯カメラの設置時期が、当初の七月から十二月にずれ込むことが分かった。入札した業者が「技術的な問題」を理由に、四月上旬に契約解除を申し入れてきたためだ。

 県警生活安全総務課によると、業者は名古屋市の通信機器メーカー「レッツ・コーポレーション」。今年一月、七社が参加した一般競争入札で七千三百四十六万円で落札した。だが県警が求めたネットワークシステムの技術開発ができず、事実上のギブアップとなったという。今後、入札をやり直すため、運用開始は十二月になるという。

 同社の営業担当者は「契約上の守秘義務があり、コメントできない」としている。現在、県警は違約金について協議している。

 計画によると、七月には千葉、船橋、西船橋、松戸、柏の各JR駅周辺の道路に防犯カメラ五十台を設置し、運用開始する予定だった。一月には四市での地元説明会も終えていた。

 同課の担当者は「設置予定場所で十二月までに『カメラがあればよかったのに』というような事件が起きる可能性もないわけでない。警察にも市民にもマイナスだが、安全安心のためにはたとえ五カ月遅れても粛々と進めるしかない」と話している。 (美細津仁志)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報