東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 千葉 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【千葉】

昭和の杜 白壁にドイツ人が描く 松戸の博物館

レトロなコレクションをドイツ風アートに仕上げたナディーン・コロツィーさん=松戸市で

写真

 これは仮面ライダー? こっちは未来から来た宇宙人? はたまた矢切のネギ? 松戸市のレトロなテーマパーク「昭和の杜(もり)博物館」(吉岡光夫館長)に、日独の文化が融合した巨大ドローイングが登場した。

 制作者はベルリンやフランクフルトを拠点に活動するドイツ人のナディーン・コロツィーさん(30)。全長三十メートル、高さ一・七メートルの白壁をキャンバスに、本国から持ち込んだ強力な黒のアクリルペンで描いた。今月十九、二十日の二日間で仕上げた。

 海外からアーティストを松戸に招いて創作活動を支援するパラダイスエアの事業で先月末に来日した。吉岡さんが全国を歩いて収集したおもちゃや模型、乗り物などを展示する博物館とのコラボが実現した。

 一九七〇年代のヒーローや南極越冬隊、江戸の火消しにチーバくんまで館のコレクションにインスパイアされたと言うが、吉岡さんは「まるでドイツ風。お客さんに絵を説明するのが楽しみ」と笑う。

 来日は四度目のコロツィーさん。「ドイツは基本、文字文化。いろいろなキャラクターたちを作ってビジュアルで表現する日本の文化が面白い。細部に情熱を注ぐ姿勢も好き」と大の日本びいきだ。朝、江戸川べりで見た日の出の美しさに心を打たれたという。「ドライブスルー気分で漫画を楽しんで」と呼び掛けていた。 (林容史)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報