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【千葉】

加藤登紀子さん エール送る アフガニスタンで活動続ける医師

アフガニスタンの写真展会場で、中村哲さんの活動ぶりを話す加藤登紀子さん=船橋市で

写真

 アフガニスタンで用水路建設や医療活動を続ける非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表で医師の中村哲さん(71)とその活動を紹介する写真展が八日、船橋市民ギャラリーで始まった。初日は「中村さんを応援している」と話す歌手の加藤登紀子さんのトークイベントがあり、加藤さんは「未来のために、どんな小さなことでもいいから、できることを始めましょう」と呼び掛けた。

 加藤さんは十六年前、鴨川市の家で夫が死亡したときを回想。「(夫は)地球の未来はどうなってしまうのか、逆立ちしたこの国はどうなるのか−ともどかしく思いながら亡くなった」と話し、中村さんも同じ思いのはずだと説いた。

 中村さんは医師として現地に赴き、干ばつと飢餓に苦しむアフガニスタンの現実を知った。人々を助けようと二〇〇〇年から井戸掘りや、かんがい用水路の建設に取り組んでいる。加藤さんは「中村さんは砂漠を緑に変え、人々が生きられるようにした」などと、活動などを紹介した。

 また「(中村さんも)アフガニスタンの現実などから、人間に深い絶望感を持っている気がする。一方で、どんな状況であっても次の命が生まれており、だから中村さんは頑張っている」と話し、「みなさんも未来のために活動を」と力を込めた。

 写真展「アフガン現地報告」は十三日まで。ペシャワール会から提供された約四十点が飾られた。

       ◇

 加藤さんのトークと写真展は、六月十日午後一時から船橋市民文化ホールで開催される、中村さんの講演会のプレ企画として開催された。入場料は千円で、大学生以下は無料。主催は、有志でつくる実行委員会。問い合わせは、実行委=電047(461)1350=へ。(保母哲)

 

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