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【千葉】

船橋港に係留しらせたい 模型「SHIRASE」寄贈 船橋中央LCが市に

船橋中央LCから寄贈された「SHIRASE5002」の模型=市役所で

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 船橋港に係留されている元南極観測船「SHIRASE5002」の模型が、船橋市に寄贈された。船橋中央ライオンズクラブ(LC)が創立50周年事業として「この船が船橋にあることを、多くの人に知ってほしい」と、模型専門メーカーに製作を依頼した。 (保母哲)

 模型は全長約七十センチ。二百分の一サイズで、船の細部までを精巧に再現した。制作費は台座を含め約六十万円。市役所で九日に贈呈式があり、同LCの土居(どい)純一会長は、京葉食品コンビナートの岸壁に係留されていることから「災害時に帰宅困難者が一時、身を寄せる場にもなる」と話した。模型は市役所本庁舎一階正面玄関脇に展示された。

 この船は「宗谷」「ふじ」に続く三代目の南極観測船「しらせ」で、一九八三〜二〇〇八年まで、日本と南極・昭和基地の間を計二十五回往復した。退役後に「SHIRASE」と改称し、現在は一般財団法人WNI気象文化創造センター(千葉市)が管理している。

 係留場所がコンビナートの岸壁で、一般市民は近づくことができないため、一部市民から「ららぽーとTOKYO−BAY付近に係留すれば、観光をはじめ多目的に活用できるのでは」との声が上がっている。しかし、同所は水深約七・五メートルと浅いため、しゅんせつ工事や護岸の補強などが必要という。松戸徹市長は「いろんな意見があり、より市民に親しんでもらえるよう活用法を検討中」と話した。

 

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