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【千葉】

市川市「赤レンガ」取得へ 国府台に残る旧陸軍施設

市川市が取得方針を打ち出した赤レンガ(市民団体・赤レンガをいかす会提供)

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 市川市の村越祐民市長は十七日の記者会見で、同市国府台に残る旧陸軍施設「赤レンガ」の土地と建物を取得する意向を表明した。所有する県が売却処分を打ち出していることから、村越市長は「市が取得した上で、土地は公共活用したい。建物は生かす(保全する)方向で考えている」と述べた。

 赤レンガは明治時代に建てられ、国内では数少ないフランス積みの遺構が特徴の歴史的建造物。老朽化が進んでおり、県が処分を決めたため、市民団体などが「保存と活用」を求めて運動している。市川市は二〇一六年一月、買収し保存することを明らかにしたが、一年後に「財政負担が大きい」として一転、買い取りを断念していた。

 四月の市長選再選挙で初当選した村越市長は、初の定例記者会見となったこの日、赤レンガの保存に向け「市が引き受け、公共活用したいと県に申し入れた」と明らかにした。県が現在、土地価格を査定中だとしながら、「県の売却で民間による開発が進むより、市川市が取得してまちづくりに生かす方がいい」と説明した。

 同じく県有施設で、廃止された市内の行徳野鳥観察舎について、村越市長は「県と協力し、再開させたい」と述べた。 

  (保母哲)

 

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