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【千葉】

日豪をマラソンでつなぐ 柏の飯田夫妻「交換走者」の取り組み

マラソンを通じた国際交流に取り組む飯田肇さん(左)と順子さん=柏市で

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 豪州と、柏・我孫子市で毎年秋に開かれる二つのマラソン大会を通じた国際交流活動に、柏市在住の元中学校教員夫妻が取り組んでいる。今年10月の手賀沼エコマラソンに、豪州から市民ランナーを招き、来年10月の豪州・メルボルンマラソンには、日本から市民ランナーを送り出す予定だ。 (堀場達)

 夫妻は飯田肇さん(72)と順子さん(63)。肇さんの専門教科は体育で、手賀沼エコマラソンの運営にボランティアで長年携わってきた。二人の間の娘が結婚してメルボルンに住んでいることが縁で、マラソンをタネに、両国の懸け橋を築こうと考えた。

 メルボルンマラソンを主催し、スポーツや芸能イベントをあっせんする米国の大手企業「IMG」の日本人幹部と知り合えたという幸運も重なり、二〇一五年と一六年の手賀沼エコマラソンに、豪州から女性ランナー二人ずつを呼んだ。四人は飯田さん宅へホームステイした。

 一七年には、メルボルンマラソンに、日本から三人の女性ランナーを派遣。交換留学生ならぬ「交換走者」の取り組みが軌道に乗り始めた。これまでランナーの渡航費用は、飯田夫妻が負担してきたが、今年からはIMGや、柏市のゴルフ練習場会社がスポンサーとして、引き受けてくれるようになったという。

 飯田夫妻は、来年のメルボルンマラソンへの参加を希望するランナー二人を募っている。今年十月二十八日に開催の手賀沼エコマラソンでの完走▽二十歳以上の社会人−などが条件。手賀沼エコマラソンの一般エントリーは六月一〜八日。順子さんは「希望者が多い場合は、手賀沼での成績などから選考する。現地での滞在はホームステイのため、二人は同性にする」と話している。

 肇さんは「私たち自身、メルボルンが大好き。マラソンと街の魅力を存分に味わってほしい」と話す。問い合わせは飯田さん=電0471(76)0214=へ。

 

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