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【千葉】

「過労死ライン」超え69事業場 17年度 千葉労働局がまとめ

 千葉労働局は、2017年度に管内の労働基準監督署が224事業場を重点監督(立ち入り調査)した結果、96事業場で違法な時間外労働があり、是正勧告したと発表した。

 「過労死ライン」とされる月80時間を超えた残業があった事業場は69で、このうち100時間超が49、150時間超が13、200時間超は3。

 業種別では運輸交通が35事業場と最も多く、商業が16、製造業が12、建設業が8、接客娯楽業が6と続いた。

 監督指導の結果、126時間の介護施設の給食事業者が調理済み食材の多用などで62時間に削減し、115時間の卸売業者が不足していた割増賃金の差額を支払うなど、それぞれ改善した。

 時間外労働以外の法令違反では、賃金不払い残業が8事業場、過重労働による健康障害防止措置として定期健康診断などが行われていなかったのが30事業場あった。

 重点監督は、昨年11月に「過重労働解消キャンペーン」と称して、過労死に関する労災請求があった事業場や、若者の「使い捨て」が疑われる事業場などに対して実施。前年度は99事業場(56事業場で違法残業の認定)だったが、長時間労働の社会問題化を受けて調査を強化した。 (村上豊)

 

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