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【千葉】

北極星向く伊能忠敬像除幕 没後200年を記念、香取のJR佐原駅南口

伊能忠敬の銅像建立を祝う(左から)木内礼智さん、伊能淳さん、伊能洋さんら

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 江戸時代の測量家で、初めて実測で日本地図作りを進めた伊能忠敬の没後二百年記念事業として、香取市のJR佐原駅南口ロータリーに銅像が建立され、現地で二十日、除幕された。

 伊能忠敬は十七歳で現在の香取市佐原の商家の婿養子となり、五十歳で江戸に移住するまで地元の名主として活躍しており、香取市では「郷土の偉人」としてたたえられている。

 銅像は高さ二・二メートル。実行委が寄付を募り、地元出身の彫刻家で日展会員の木内礼智(れいち)さん(87)=東京都杉並区=が手掛けた。緯度の計算で熱心に天体観測していたことから、北極星を向いている。

原寸大の伊能大図パネルを組み合わせる児童ら=いずれも香取市で

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 木内さんは「測量隊を率いて歩く姿をイメージした。名誉ある仕事ができて幸福だった。佐原の役に立つとうれしい」と話した。

 この日は記念式典とシンポジウムもあり、忠敬の子孫の伊能洋さん(84)=東京都世田谷区=、伊能淳さん(59)=埼玉県朝霞市=をはじめ、伊能図の写しを母国に持ち出し、世界に日本の姿を伝えたシーボルトの子孫もドイツから訪れた。

 また、全国各地に分散して展示されていた伊能大図パネルが約一年ぶりに戻り、市民体育館で二十二〜二十五日に無料で一般公開する。 (小沢伸介)

 

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