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【千葉】

自民9条改憲案に県弁護士会が反対 「恒久平和主義損なう」

 県弁護士会は二十三日、県庁で記者会見し、憲法九条に自衛隊を明記する自民党の改憲案について、「日本国憲法の理念である恒久平和主義を著しく損なう危険性が大きい」などとして反対する決議を公表した。会によると、自民党改憲案に反対を表明するのは全国の弁護士会で初めて。

 自民党は、戦力不保持などを定めた九条二項を維持した上で、自衛隊の存在を規定する方向で調整している。

 決議は、自民党案では九条二項が空文化し、恒久平和主義は実質的に失われ、「必要な自衛の措置」の拡大解釈により、武力行使の拡大が可能となる−などと指摘している。

 今月十八日の総会で、会員七百九十八人のうち、決議に必要な四分の一を上回る二百十二人が参加し、賛成多数(賛成百二十九人、反対五十六人、棄権二十七人)で可決した。

 拝師徳彦会長は「憲法改正の論議は沈静化しているようにみえるが、重要な局面に差しかかりつつある。この決議が市民の皆さんの議論のきっかけになれば」と話した。

 

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