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【千葉】

銚子市が新電力会社 民間2社と共同出資、来月設立へ

基本協定書を手にする越川信一市長(中)ら=銚子市役所で

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 銚子市は六月上旬にも、東京都内の電力ベンチャーなど民間企業二社と共同出資して、地域新電力会社を設立する。市役所で二十三日、三者による基本協定書の締結式があった。来年四月の事業開始を目指す。

 市内は強い風と豊富な日射量に恵まれ、風力発電や太陽光発電が活発だ。新会社では、これらの事業者から電力を買い取り、手始めに市内の公共施設に売る。一般家庭に供給する準備もなるべく早く整えて、再生可能エネルギーの「地産地消」を進める。

 電気料金は現状より5〜10%安く設定できる見込みで、財政が厳しい市にとっては、年間約四億円の電気代を節約できる大きなメリットがある。また、事業収益を住民サービスに還元することも検討する。

 締結式で、越川信一市長は「地域に貢献できる事業を組み立てたい」、電力ベンチャーLooop(ループ)の中村創一郎社長(40)は「市民に受け入れられ、共感される会社を目指す」、コンサルタント会社エックス都市研究所の内藤弘代表(59)は「新しい事業モデルが必要な時代になる」とあいさつした。

 電力小売りが二〇〇〇年に一部で、一六年には全面的に自由化されたことで、自治体が関与する新電力会社が全国で約三十社誕生した。県内ではCHIBAむつざわエナジー(睦沢町)と成田香取エネルギー(成田市、香取市)が設立されている。 (小沢伸介)

 

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