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【千葉】

「いのちの電話」求む!相談員 人数減少や高齢化で活動ピンチ

無償ボランティアとして応対する相談員=千葉市内で

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 「死にたい」と思う人らの相談に二十四時間体制で応じる「千葉いのちの電話」=電043(227)3900=は、ボランティア相談員(無償)を募集している。二〇一八年度の養成講座が九月から始まるのを前に、説明会を六〜七月に計三回開く。最近は相談員の減少や高齢化により、活動が厳しくなっているという。 

 千葉いのちの電話は一九八九年に開局。自殺の危機にある人らの生きる力を回復させようと、一七年度には一万七千九百九十二件の電話に年中無休で応じた。

 しかし、最近は実動で三百人必要な相談員が百八十七人に減少した。一日当たりの相談件数は七、八年前の八十件程度から五十件弱に。三台ある電話のうち一台は空き、「いつも話し中」との声が寄せられる。

 相談員は六十〜七十代が中心で高齢化も進む。特に深夜帯の人手が不足し、通常は月二回の出番だが、月に四回の人がいる。なり手も少なく、毎年三十〜四十人いた新規の相談員は年十人程度。担当者は「死に関わる深刻な悩みは深夜・早朝の時間帯に多い。このままだと活動の維持が厳しい」と話す。

 相談員は二十歳以上(今年四月現在)が対象で、九月から一年半かけて養成講座(週一回程度)を受けて認定を取得する必要がある。二年前からは六十五歳までだった応募要件を撤廃。一八年度からは、「講座費用に役立てて」との個人寄付があったため、受講料を計五万二千円と二万円程度減額した。

 説明会の日程は、六月二十四日午後二時から千葉市鎌取コミュニティセンターで定員五十人▽七月八日午前十時から千葉市社会福祉協議会の活動室(きぼーる十一階)で定員四十人▽同月十四日午後二時から船橋保健福祉センターで定員五十人。問い合わせは、事務局=電043(222)4322=へ。 (村上豊)

 

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