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【千葉】

葱ッぺ餃子 大ヒット 茂原特産「本納ネギ」使った新商品

葱ッペ餃子を開発した(左から)中村正明さん、内海利治さん、岡隆文さん=茂原市で

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 茂原市の農家三人が開発した市特産の長ネギ「本納ネギ」をふんだんに使った新商品「葱(ねぎ)ッペ餃子(ぎょーざ)」が注目を集めている。同市法目で四月、改装オープンした農産物直売所「旬の里 ねぎぼうず」で販売を始めたところ、予想外の売れ行きといい、三人は「ネギの消費が盛んになり、生産者の増加につながれば」と話している。 (黒籔香織)

 葱ッペ餃子は、一口サイズのまんじゅう形。あんには刻んだ本納ネギとシイタケ、豚のひき肉などが入り、ネギのペーストや餅粉を練り込んだ皮で包む。皮のモチモチした食感とネギの風味が魅力。冷凍して販売し、フライパンなどで蒸し焼きする。

 商品開発を手掛けたのは、市内で本納ネギやトマト、米を栽培する農家の中村正明さん(58)と内海利治さん(60)、岡隆文さん(60)。三人は、ねぎぼうずを運営する農事組合法人で理事を務める。

 本納ネギは白い部分が長くて柔らかく、甘いのが特徴。主に茂原市本納地区で生産されている。茂原市立本納中学校の生徒会の歌に「ねぎが立っている」との歌詞があるほど、茂原市はネギ畑で有名だったが、近年は担い手不足などから出荷量が激減している。

 三人は「直売所が地域の拠点となるよう、ヒット商品を作りたい」と、二〇一六年八月から、商品開発に取り組んだ。

 昨年二月に全国農業協同組合連合会(JA全農)ちばが主催した地域ブランド商品開発コンテストで、五チーム中二位の優秀賞に輝いたことも商品化を後押しした。三人は、ねぎぼうずの新装開店の目玉商品として売り出そうと、量産化を模索。食品加工会社「栄進フーズ」(旭市新町)に、ねぎぼうずから仕入れたネギなどを加工してもらうことになった。

 想像以上の売れ行きに「三人だったから作れた。直接『おいしい』と評価を言われるのがうれしい」と話す。地元のスーパーやラーメン店での販売や、贈答用としての商品化も検討している。

 葱ッペ餃子は六個入り五百四十円(税込み)。問い合わせは旬の里 ねぎぼうず=電0475(34)4800=へ。

本納ネギの風味とモチモチした皮が特徴の葱ッペ餃子

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