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【千葉】

県内の商店街 問題点アンケート 「後継者難」63%で1位

 県内の商店街が直面している問題点について、県が二〇一七年度にアンケートしたところ、一位が「後継者難」で63%(複数回答)と、前回の〇八年度の45・4%を上回った。商店主のほとんどが六十歳を超える中、深刻さが増していることが浮き彫りになった。

 問題点の二位は「商圏人口の減少」の30・8%で16・2%から増加。「大型店にお客を取られている」は25・3%の五位で、33・3%の二位から後退した。

 景況感についての質問では、67・1%が「衰退している」と回答。その要因でも「後継者不足」が53・7%と最多。「魅力ある店舗の減少」が52・6%、「業種・業態の不足」が47・8%と続いた。

 調査した商店街の空き店舗率は11・7%で、前回から1・2ポイント増加した。発生した要因でも「後継者がいない」が57・6%と最多。「経営不振」の49・3%、「子どもに継がせるつもりがないため廃業」の35・2%を上回った。

 アンケートは県内の商店街数が一六年度に六百九十四団体(会員約二万一千人)と、二十年前の九百六十団体(同約三万八千人)から三割近く減少している現状を踏まえて調査。昨年十月、委託を受けたちばぎん総合研究所が六百六十二団体に郵送し、四百団体が回答(回収率60・4%)した。

 県経営支援課はアンケートを踏まえ、商店街への補助や中小企業向け事業承継支援などの制度活用を呼びかけていく。 (村上豊)

 

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