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【千葉】

薬物やギャンブル…依存症者支援 千葉市で支援フォーラム

茨城ダルク代表の岩井喜代仁さん(左)らが意見を交わしたパネルディスカッション=千葉市で

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 薬物、ギャンブル、アルコールの依存症者とその家族への支援を考える「やっかれんフォーラム2018」が二十七日、千葉市美術館講堂(同市中央区)であった。依存症者の家族らによるパネルディスカッションがあり、家族の要望を踏まえた対策を求める声が上がった。

 依存症者の家族会メンバーや支援団体の関係者ら約百人が参加。パネルディスカッションは、全国薬物依存症者家族会連合会理事長の横川江美子さんら五人が意見を交わした。

 横川さんは「依存症者を一番よく知る家族が声を上げ、行政に対策の必要性を伝えることが重要だ」と指摘。ギャンブル依存症問題を考える会代表理事の田中紀子さんも「行政のお仕着せで対策するより、各地の家族会を巻き込み対策を作ってほしい」と求めた。

 薬物依存症者のリハビリ施設「茨城ダルク」代表の岩井喜代仁(きよひろ)さんは「施設に来る依存症者には、統合失調症など他の症状を併発している人がいる」と指摘。「そうした人が落ち着ける場所をどうつくるかが課題だ。家族に戻して全て面倒をみろというのは酷で、受け皿を国に作ってもらわないといけない」と話した。

 アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)代表の今成知美さんは「六十五歳以上で自助グループにつながるアルコール依存症者も多く、高齢化している」と強調。医療機関で依存症が疑われる場合、早く支援団体につなげる仕組みが必要とした。 (中山岳)

 

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