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【千葉】

障害者の就職 前年度比6%増3351件

 障害者が県内のハローワークを通じて、二〇一七年度に就職した件数が三千三百五十一件と、前年度と比べて6%増えたことが千葉労働局の調査で分かった。件数は八年連続で過去最高を更新。人手不足や法定雇用率の引き上げが影響したとみられる。

 新規求職申し込み八千六件(前年度比1・5%増)の中で、就職できた割合を示す就職率は41・9%で1・8ポイント上昇。就職件数を障害区分でみると、精神が千五百二件(8・9%増)と伸びたほか、身体が八百六十一件(7・6%増)、知的が八百五件(0・5%減)、その他が百八十三件(6・4%増)だった。

 産業別では、人手が不足する看護・介護補助などの医療・福祉が千三百十七件と最多。卸売・小売業の四百五十七件、ホテルでの接客などのサービス業の三百八十一件、製造業の二百七十六件が続いた。

 就職件数の増加要因として今年四月から、企業が障害者を一定割合で雇う義務がある法定雇用率が2%から2・2%に引き上げられ、雇用義務の対象に精神障害者(発達障害などを含む)が加えられた点が挙げられる。引き上げを前に、企業が前倒しで障害者の雇用に取り組んだとみられる。

 県内の昨年六月時点の法定雇用の達成率は54・5%にとどまり、雇用拡大の余地がある。一方、一七年度の事業廃止・縮小を理由とした解雇が四十件あった。 (村上豊)

 

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