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【千葉】

千葉市、ブロック塀の調査開始 市立小中高など113校

ブロック塀のひびなどを調べる千葉市職員=同市の高浜第一小で

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 大阪府北部の地震で同府高槻市立小学校のブロック塀が倒れ、四年生の女子児童が死亡した事故を受け、千葉市は二十二日、市立の小中学校・特別支援学校・高校の計百七十一校のうち、百十三校のブロック塀の現地調査を始めた。七月六日までに調査を終え、危険なブロック塀の判別やその後の改修につなげる方針だ。 (中山岳)

 高浜第一小(美浜区)では、市教育委員会学校施設課と市建築部の職員計三人が、ブロック塀の高さや厚みを測り、ひび割れや傾きがないか確認。塀の内部に鉄筋が通っているかも、探知機で調べた。

 その結果、ひびが複数箇所で見つかり、塀を後ろから補強する「控え壁」の高さが低いことが判明。学校施設課の担当者は「塀の傾きやぐらつきはなく、内部に鉄筋も入っている。他の学校の調査結果も見て対策を考えたい」と話した。

 大阪の地震を受け、同校では、児童に登下校の際はブロック塀からできるだけ離れて歩くことなどを指導している。古川健志教頭は「学校周辺に危険な建造物がないかなど、地域住民の方から情報も得ながら、安全マップを作りたい」と話した。

 千葉市は二〇一〇年度〜一三年度もブロック塀を調査し、小学校七校で、ひびなどがあり「危険」と診断された。そのうち四校では改修を終えたが、残り三校は未改修という。

 学校施設課によると、一五年度までは校舎の耐震工事を優先したためで、ブロック塀は優先度が高くなかったという。杉山信弘課長は「今回の調査結果も踏まえ、ブロック塀の改修をスピードを上げて対応したい」と話している。

 百十三校での現地調査は、十九、二十日に百七十一校と廃校五校で教員らが実施した緊急点検の結果を踏まえたもので、建築基準法で定める高さ制限の二・二メートルを超えていたり、控え壁がなかったりした場所が対象。未改修の小学校三校も含まれる。

 

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