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【千葉】

中高運動部、平日2・土日3時間 県教委指針 強豪校に高いハードル

 学校の運動部活動について、県教育委員会は「練習は平日二時間、土日は三時間。土日を含めた週二日以上の休養が適切」とするガイドライン(指針)を公表した。だがスポーツが盛んな千葉県にあって、練習や教職員の労働の時間短縮につながるかは未知数だ。

 ガイドラインはスポーツ庁の指針に沿ったもので、中学を対象とするが高校も原則適用する。大会前に練習が多くなった場合は、その前後で時間を調整する県独自の内容も盛り込んだ。顧問が活動計画・実績を校長に報告し、校長が保護者に公表する。

 国の二〇一七年度の調査では、県内公立中学生の運動部活動の時間が、一週間平均で十八時間以上と全国最長だった。県教委のガイドラインに従うと週に十一時間程度となり、七時間ほど練習を減らす必要がある。長い練習時間で結果を出してきた強豪校には高いハードルだ。

 一方、県教委の昨年の勤務実態調査では中学校教諭の一週間あたりの在校時間が六十四時間台。超過勤務の主な要因が部活動の指導だった。部活動の時間が減れば、大幅に是正される可能性がある。

 今後はガイドラインを参考に、市町村の教育委員会が運動部活動の方針を決めるが、強制力はない。県教委の担当者は「夏休みにまとまった休養日を設けるなど、効率的・効果的な部活動を行えるように校長、教頭を通して浸透していきたい」としている。 (村上豊)

 

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