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【千葉】

知事、11月にシンガポール・ベトナム訪問 県産品のトップセールス再開

2月のタイ訪問で、現地の人に試食してもらう森田健作知事(左上、県提供)

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 森田健作知事は11月15〜21日にシンガポールとベトナムを訪問し、農水産物や観光を売り込む。海外でのトップセールスは2009年に就任してから7回目。今年2月にタイを訪れて以降、4月の手術休養をへて、健在ぶりをPRする旅路となるか。 (村上豊)

 両国へのトップセールスは初めて。シンガポールは日本食レストランが多く、農水産品や菓子・麺類などの輸出が二〇一七年に一億五千万円ほど。買い付け業者向け試食会やデパートでのフェアを行い、富裕層を対象に農水産物の販路拡大を目指すほか、東南アジアの情報発信拠点として県産品のPRを期待する。

 ベトナムは経済成長が著しく、一七年に県内で宿泊したのが三万二千七百人。一六年と比べて倍増した。現地の旅行会社との商談会や企業交流会を通じて、成田空港がある立地を生かした観光誘客と経済交流を促す。

 六月上旬の定例記者会見で、森田知事は「こういうイベントを私は県職員より何十倍も(芸能活動などを通じて)経験している。最初はうまく疎通がいかなかったが、二回目以降は完璧で、みんな伝え方が分かっている」と語り、積み上げた実績に自信をみせた。

 過去にはタイ(一二、一五、一七年度)、台湾(一一、一四年度)、マレーシア(一三、一五年度)を訪問。持ち前の明るさで千葉の魅力を発信した。「千葉をみんな知らない。『成田空港に着いたら、そこが千葉ですよ』と言うとみんな驚くんですよ」と振り返る。

 今年二月のタイ訪問では、農水団体や観光・経済界の約百人が随行。イチゴやサツマイモ、キンメダイをPRし、観光セミナーを開いた。俳優時代に主演したドラマが現地で放映されたことから歓迎され、好評だったという。

 実際に効果も出ている。初めてのトップセールス時と一七年の県内宿泊客数を比べると、台湾が十一万人から五十二万人、タイが五万人弱から二十二万七千人と、いずれも五倍近くに増えた。「タイで私がイチゴを宣伝したら、多くの人にイチゴ狩りに来ていただいた」と強調する。

 森田知事は、右目まぶたの手術で大型連休明けまで一カ月間ほど休養した。その後、公務で飛行機に乗るのを控えているだけに、今回は満を持してのトップセールスとなる。

 

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