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【千葉】

競泳の山口美咲さん 流山の中学で「オリンピック教室」

「なりたい自分」について生徒たちに考えるきっかけを作る山口美咲さん=中央

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 二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックに向け、オリンピアンたちが貴重な体験や思いを次世代に伝える日本オリンピック委員会(JOC)の「オリンピック教室」が二十五日、流山市立常盤松中学校(沢出敏光校長)で開かれた。競泳の山口美咲さん(28)が講師を務め、二年生の生徒たちに、自分を見つめ直す大切さを訴えた。

 山口さんは、中学三年で五輪出場を人生の目標に定め、〇八年の北京五輪で入賞。「夢ってかなうんだ」という喜びから一転、「メダルを狙う」はずのロンドン五輪は代表に選ばれず、「もう、やめようかな」と涙を流した挫折について話した。

 この後、山口さんは「なりたい自分」と、そのために必要な短期、長期的な努力について生徒たちに考えてもらった。「夢を作るのは自分。実現するのも自分。全力でやったんだという思い出を作って」と呼び掛けた。

 講義を受けた毎熊(まいぐま)はなさん(14)は「自分の将来についてきちんと考えたことがなかった。五輪出場で成功した人が部屋にこもって落ち込むことがあるなんて驚いた」。ラグビーに打ち込む岩渕唯人(ゆいと)さん(13)は「目標を立て、日々の練習を重ねて日本代表になりたい」と刺激を受けていた。

 山口さんは長崎県諫早市出身。競泳女子リレーの選手として〇八年の北京、一六年のリオデジャネイロ五輪に出場、いずれも入賞した。 (林容史)

 

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