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【千葉】

<夏の高校野球>成田、木更津総合が8強

匝瑳−志学館 7回裏無死二、三塁、志学館永井陸選手の左前打で本塁に生還する二走の山本陽太選手=県野球場で

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 第100回全国高校野球選手権記念東千葉大会は十八日、4回戦8試合があり、8強が決まった。伝統校の銚子商は成田に3−6で敗れた。Aシードの木更津総合は千葉北に8−0で八回コールド勝ち、Bシードの志学館は匝瑳に7−0で七回コールド勝ちした。一方、Cシードの幕張総合は、5−8千葉商に敗れた。

 成田は二回表に先制を許したが、四回裏、相手の失策絡みで逆転。五回裏1死満塁から、田宮裕涼(ゆあ)主将(三年)の適時3点三塁打などで4点を加え、試合の流れを決定づけた。銚子商は何度も好機をつくったが、及ばなかった。

始球式に登場した銚子商OBの木樽正明さん=県野球場で

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 「100回つなぐ 始球式リレー」が十八日、県野球場であり、銚子商のエースとして一九六五年の夏の甲子園で準優勝し、プロ野球ロッテでも活躍した木樽正明さん(71)が登場。銚子商の沢田洋一監督から借りたというユニホーム姿で、力強い球を投げ込んだ。

 木樽さんは「甲子園という目標に向かって、全力で燃え尽きるまで頑張ってほしい」と球児たちにエールを送った。

 十九日は、西千葉大会の4回戦8試合がある。 (山口登史)

◆古豪・銚子商背負い挑んだ夢、後輩に託す 松山主将

継投のマウンドに上った銚子商の角田大乗投手に声を掛ける松山竜平主将(左)=県野球場で

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 「失策からリズムを崩し、相手に流れを譲ってしまった」。1−1の同点で迎えた四回裏2死二塁。三塁手の松山竜平主将(三年)の前にゴロが転がる。一塁手への送球が悪送球になり、その間に成田の走者が生還、手痛い逆転を許した。

 銚子商は、夏の甲子園出場12回を誇る県内有数の伝統校。先輩たちが甲子園で活躍した新聞記事の切り抜きを、部室で毎日のように目にしてきた。「絶対に甲子園に行く」。苦手意識のあった守備も冬場に重点的に練習を重ねてきた。それだけに、四回のプレーは「悔やんでも、悔やみ切れない」と話す。

 「絶対に借りを返す」との思いで臨んだ六、八回には、いずれも安打を放つ。八回裏には、左腕を精いっぱい伸ばして鋭い打球をグラブに収め、ピンチを防いだ。沢田洋一監督も「後半は松山が引っ張ってくれた」とたたえた。

 今夏もたどり着けなかった甲子園。松山主将は「今度こそ甲子園に行ってほしい」と涙を流し、後輩たちに夢を託した。 (山口登史)

 

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