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【千葉】

壁や床、壊し救出せよ! 団地の解体棟活用し柏市消防局が訓練

階下に人が閉じ込められた場合を想定し、階上の部屋の床に穴を開ける救助隊員たち=柏市で

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 柏市消防局は、1964年に入居が始まった豊四季台団地の解体対象棟で、大規模災害に対応する訓練を進めている。扉や壁、床を壊すなど、通常の訓練では体験できない作業を通じ、救助や消火の隊員たちが非常時に備えている。 (堀場達)

 建て替えのため、解体される四棟を利用し、二十日まで訓練を行う。紺の隊服に身を包んだ消火隊は、重量が軽いため、水の場合より、ホースが扱いやすくなる泡の消火剤を空き部屋に放射するなどの作業に当たっている。

 一方、オレンジ色の隊服の救助隊は、煙の立ち込める室内にベランダから進入したり、ブリーチングに取り組んだりしている。これは大地震などで倒壊した建物に閉じ込められた人を、別の部屋の壁や階上の床を破壊して救出する訓練だ。

 一階に人が取り残されたと想定したブリーチングでは、電動カッターを使い、厚さ十五センチで鉄筋の入った二階のコンクリート床に穴をうがった。現場の指揮者は若手らに「二次災害を防ぐため、破壊作業の破片を階下に落としてはいけない」と注意を促していた。 

 

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