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【千葉】

少女とロボットの絆描く 「流山子どもミュージカル」28日に15周年記念公演

ミュージカルの挿入歌を披露して公演をPRする劇団の子どもたち

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 東葛地域の小中学生でつくる劇団「流山子どもミュージカル」の第十五回記念公演が二十八日、流山市の市文化会館で開かれる。上演するのは、歌人で作家の東直子さんが書いた「ロビンソン*ロビンソン」。ロボットと少女が織りなす物語は涙なしでは見られないとして、団員たちは「バスタオル持参で見に来て」と来場を呼び掛けている。 (林容史)

 劇団四季を退団した俳優の青砥洋さんが一九九三年、「ミュージカルを創る喜びを子どもたちに」と児童劇団「大きな夢」を設立。流山子どもミュージカルは六番目の支部として二〇〇三年に発足した。週一回、プロによる演技、歌、ダンスのレッスンがある。

 一時、受験などで団員が九人まで減り、存続の危機に追い込まれたが、現在は流山をはじめ柏、松戸、野田市の小学二年〜中学三年の三十六人が所属する。過去最多の団員で十五周年の記念公演に挑む。

 お父さんがいない小さなリリー。いつも忙しいお母さんに代わって、世話係としてやって来たのはロボットのロビンソンだった。家族、兄と妹のように心を通い合わせる二人だったが、リリーが十四歳のある日、ロビンソンが突然、動かなくなってしまう。廃棄処分される運命のロビンソンを取り返すべく、リリーはロボット工場へと向かう。

 劇団が「ロビンソン」を舞台に掛けるのは二〇〇八年以来、十年ぶり。ロボット工場のハイライトシーンでは、総勢三十一人による迫力あるダンスを披露するという。

 昼、夕の部で、それぞれロビンソンを演じる高橋花さん(13)は「笑顔と感動が届けられるよう精いっぱい演じきる」、山下天寧(あまね)さん(13)は「ロボットの動きを研究した。人の心が芽生えるところを、しっかりと伝えられれば」と思いを口にする。

 リリー役の藤井花音(かのん)さん(13)は「鏡の前で一生懸命、涙する演技を練習している」、吉田玲奈さん(12)も「ラストシーンでは感情を爆発させたい」と張り切っている。

 二十八日の公演は、昼の部は午後零時半、夕の部は同四時半から。チケットは前売り千五百円、当日千八百円。紀伊国屋書店流山おおたかの森店、くまざわ書店柏高島屋ステーションモール店で扱っている。

 また「ミュージカル体験ワークショップ」を来月三日午後六時から流山市の市生涯学習センターで開く。参加費無料。

 問い合わせは流山子どもミュージカル=電050(6867)7954=へ。

 

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