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【千葉】

船橋の課題を漫画で考えよう 市から依頼、市船高生が冊子

松戸徹市長(右)に、完成した冊子「フナゲン☆コレ!」を贈る市川日南さん(左)と板倉ひよりさん=船橋市役所で

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 船橋市の公共施設をどう管理していくのかを考えようと、市立船橋高校美術部の生徒が漫画冊子を作った。施設更新や費用、高齢化の進展といった課題を、高校生が話し合うという内容。十七日には制作した生徒二人が市役所を訪れ、松戸徹市長に「こうした市政の現状を、誰にでも分かってもらえるよう工夫した」などと話した。

 冊子のタイトルは「船橋の現状とこれから」にちなんで、「フナゲン☆コレ!」(A4判、全十二ページ)。市の公共施設等総合管理計画(昨年三月策定)を取り上げ、将来的な財政状況や人口動態、市民ニーズなどを盛り込んだ。同計画を高校生の視点で紹介してもらおうと、市が昨年六月、同校美術部に依頼していた。

 担当した美術部の女子生徒四人は、いずれも漫画を描くのは初めてだったという。普段は油彩や水彩画を描いており、専用のペンで漫画制作を進めたことから、部長で三年の市川日南(ひな)さん(18)と、ストーリーを担当した同じく三年の板倉ひよりさん(17)は「慣れない作業だった」と苦笑い。

 高校生の男女四人が市政の課題を検討し、発表するという内容に仕上げた市川さんらは、「難しい問題だけに、分かりやすいものにしたかった」などと説明した。

 松戸市長は「公共施設の維持管理や更新には多額の費用がかかるため、日本中の自治体が苦労している」と話しながら、行政の仕組みを解説。十八歳選挙権が導入されたことから、高校生も身近な市政に関心を持ってほしいと期待した。

 冊子は市内の公民館や図書館、出張所で閲覧できるほか、A5判に縮小したものを市立中学校に配る。市ホームページでも公開する。 (保母哲)

「フナゲン☆コレ!」では、グラフで人口の高齢化なども示した

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