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【千葉】

聖火リレー、県内ルート検討委始動 通過自治体「18プラスアルファ」

聖火リレーの県内ルートを検討する委員会の初会合=県庁で

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 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックが二年後に迫る中、聖火リレーの県内ルートを決める検討委員会が動きだした。多くの自治体が誘致を目指すが、通過するのは全五十四市町村のうち三分の一程度になりそうだ。 (村上豊)

 県内ルートは同年七月二〜四日の三日間で、神奈川県から受け継ぎ、茨城県につなぐ。

 七月下旬に開かれた県などによる検討委員会の初会合で、会長の滝川伸輔副知事は「全市町村を回るのは難しい。通過(自治体)だけでなく、周辺一帯で盛り上がるようなリレーを検討したい」と述べた。

 県開催準備課によると、聖火リレーは一日に六区間計十六キロを八十人ほどのランナー(一人当たり約二百メートル)がつなぐ想定。県内では三日間で計十八区間の計四十八キロ、一区間当たりでは約二・六キロを十三人でリレーする見込みとなる。

 前回の一九六四年東京大会と違い、区間の間を車で移動できるが、聖火を二つに分けて走ることはできない。そうなると、県内で通過するのは「十八自治体プラスアルファになるのではないか」(担当者)とみられる。

 県内では、松戸市など東葛地域の六市、震災で津波被害を受けた旭市や銚子市など四市一町がそれぞれ県に要望書を提出。他にもいくつかの自治体が誘致を目指している。

 大会組織委員会の指針では、多くの人が見に行ける▽安全で確実な実施▽景勝地など国内外に誇れる場所がある▽震災復興などで人々に新たな希望を持たせる−がルートの条件。さらに道幅や歩道の有無、周辺宿泊施設などの利便性、パートナー企業の意向が加わるとみられる。

 検討委の初会合では委員から「機運が高まっている地域を」「県の魅力を発信するため、地域テーマの設定が大切」といった意見が出た。検討委は地域バランスを考えて年内にルート案を決める。

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◆県内開催4競技・スケジュール、入場券価格概要

 県内で4競技が開催される20年東京五輪のスケジュール案と入場券価格の概要が決まった。大会組織委員会によると、五輪初開催となるサーフィンは、一宮町・釣ケ崎海岸で7月26〜29日の4日間だが、「サーフィンフェスティバル」と称して8月上旬まで4日間の予備日を設けている。

 予備日は高い波が立たないなど悪天候を考えて設定。サーフィンの国際大会では大会期間中にアーティストのライブが行われていて、東京五輪でも予備日を含めて計8日間の期間中、同様のイベントが開かれるとみられる。

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で行われる競技のうち、開会式翌日の7月25日から、フェンシングが8月2日までの9日間、テコンドーは7月28日までの4日間。開幕と同時に県内も五輪ムードに包まれそうだ。

 金メダルが多く期待されるレスリングは8月2〜8日の7日間。前半にメダル獲得が期待される柔道などが実施されることから、メダル獲得時期が重ならないよう、レスリングが後半に移る形となった。

 入場券の価格のうち、自然の砂浜を使うサーフィンは調整中。一般販売は来春開始を予定している。

 

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