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【千葉】

2駅の喫煙所撤去 松戸・新松戸駅 市民の声受け

愛煙家らが見守る中、灰皿を撤去する市職員ら=松戸駅で

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 二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックで気持ち良く市内を訪れてもらおうと、松戸市は七月三十一日、市の玄関口の松戸駅など二駅の喫煙所を撤去した。

 市は〇四年四月に施行した「市安全で快適なまちづくり条例」で、松戸駅など主要七駅周辺を重点推進地区に指定、公共の場での喫煙を規制した。ただ、吸い殻のポイ捨てが増えることを懸念し、駅に喫煙所も設けた。

 近年、受動喫煙を心配する市民から、多くの乗降客が行き交う駅前に喫煙所があることを疑問視する声が寄せられるようになった。条例に基づき商店会や商工業団体の代表、警察、市民らで構成する協議会も昨年十月、撤去を答申。市は仕切りの設置や移設などの対策は困難と判断し、撤去に踏み切った。

 この日、撤去したのは松戸と新松戸両駅の喫煙所。松戸駅の西口デッキでは、廃棄物対策課や市民安全課の職員ら約十五人が大型の灰皿を手際良く運び出した。ごみが散らかって美観上、問題になっていたごみ箱もデッキから撤去した。

 市内の男性(75)は「えーっ、吸う所がなくなると困るよ。喫茶店に行くしかない」と渋い表情。「排ガスを減らすため、電気自動車の普及の方が先なんじゃない?」と恨み節だった。 (林容史)

 

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