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【千葉】

成田第1ターミナル 旧デルタラウンジ、共用に

シンプルで洗練された調度品が配置された共用ラウンジ=成田空港で

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 成田空港第一ターミナル第一サテライトで、米デルタ航空が閉鎖してから一年余り未利用状態だったラウンジが、航空会社の枠を超えた共用ラウンジに生まれ変わった。成田国際空港会社(NAA)の子会社の成田空港ビジネスが先月から運営を始めた。NAAグループによるラウンジ運営は初めて。 (小沢伸介)

 ビジネスクラス以上の出発客らが対象で、こうしたラウンジは航空会社の開設が一般的。自社のコンセプトに沿う上質な空間を演出し、高級ワインなどアルコールを含む飲食物が無料で提供され、マッサージチェアやシャワールーム、仮眠室を備えることもある。

 成田空港内には日本航空や全日空、大韓航空、デルタ航空、中華航空、カンタス航空、エミレーツ航空などが設けている。

 名称は「NARITA PREMIER LOUNGE」。利用できるのは、成田空港ビジネスと契約した航空会社の特定の出発客。現状では中国南方航空とエティハド航空で、ほかに北ウイングに乗り入れる十一社と協議中という。

 約九百三十平方メートルで百四十八席を設け、イタリアの著名な家具メーカーのソファなどを配置。エントランス付近には組み立て式の和室を設置し、高解像度の8Kテレビを備える。トイレとシャワーは改装中。年間六万人の利用を見込む。

 これまであったラウンジは、米デルタ航空が近年、成田から韓国・仁川国際空港へと路線を移す流れに沿う形で昨年五月に閉鎖し、現在は第二サテライトに集約された。

 成田空港ビジネスの幹部は共用ラウンジの運営について、「損得なしでいい」との立場を示した。航空大手の成田離れのイメージを払拭(ふっしょく)するとともに、独自にラウンジを設けられない航空会社の顧客サービス向上につながる取り組みとして意義を見いだしている。

 

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