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【千葉】

<夏の甲子園>木更津総合 投打で圧倒 完封リレー毎回安打、興南に快勝

校歌を歌い終え駆けだす木更津総合ナイン=甲子園球場で

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 隙を逃さずに攻め立て、堅実に守り抜いた。第100回全国高校野球選手権記念大会11日目の十五日、木更津総合(東千葉)は、2回戦で興南(沖縄)と対戦し、7−0で快勝した。打線は毎回安打のうえ、暴投や敵失で出塁した走者が着実に本塁に生還し、野尻幸輝投手(三年)と根本太一投手(二年)の2人が好投。守備のファインプレーも多かった。木更津総合が3回戦に進出するのは一昨年、ベスト8に進出して以来。十七日第3試合で下関国際(山口)と対戦する。

 初回に四死球で出塁を許し、冷やっとする幕開けだった。だが二回表、大曽根哲平選手(三年)の適時打で先制点をもぎ取った。大曽根選手の父文雄さん(55)は、「チャンスでよく打ってくれた。おとなしい性格なので緊張したと思う」と目を細めた。

 互いに甲子園という大舞台で勝ち上がってきたチーム。興南の打撃も強力だ。2度の本塁タッチアウトでピンチを切り抜けた。

 応援団は、オレンジ色のメガホンを高く突き上げ勝利を祈る。相手の応援団も同じオレンジ色。応援団長の林樹生さん(二年)は、「数では向こうの方が上だけど、連携のきれいさは負けない」と胸を張った。

 県大会前から、甲子園での観戦を希望する生徒と野球部、吹奏楽部合わせて1000人で踊りや掛け声の練習を重ねてきたという。

 不安を打ち消してくれたのは五回、東智弥選手(三年)の本塁打。アルプス席で、野球部員が抱き合って喜んだ。

 その様子にカメラを向けるのは、放送部二年の堀田晃希さん(16)。「ベンチ入りできなかった三年生の姿を記録するのが僕たちの役目。この日一番の笑顔が撮れたので、学校のホームページに載せます」とはにかんだ。

 終盤にダメ押しの得点を重ねると、応援団員は勝ったときにいつも歌うことにしている「栄光の架橋」を熱唱し、勝利をたたえた。

 この日は終戦記念日で、正午に試合を中断し、4万人の観衆が起立して黙とうをささげた。

◆監督・主将の談話

<木更津総合・五島卓道監督> 先手を取って後半に突き放す。理想的な展開だった。

<同・比護涼真主将> よく打って、よく守った。ナイスゲーム。

<興南・我喜屋優監督> 点差は開いたが、最善を尽くし、随所に興南らしさを見せてくれた。

<同・仲村匠平主将> 1勝だけでは仲間に申し訳ない。

 

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