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【千葉】

「公立小中にエアコン」加速 設置率0%千葉市、20年夏までに100%

 今夏の猛暑を受け、現在、市立小中学校の普通教室のエアコン設置率が0%の千葉市の熊谷俊人市長は二十三日、二〇二〇年夏までに、すべての市立小中学校にエアコンを整備する方針を明らかにした。

 熊谷市長は「来年夏に一部学校で間に合うようにしたい。小学校は特に優先したい」と述べた。市は整備に向けた調査費として、関連予算案を九月六日開会の市議会定例会に上程する。

 市教委によると、小学校百十一校の約千七百室、中学校五十五校の約七百室の普通教室に、エアコンが設置されていない。すべての小中学校に設置するのに必要な費用は約六十六億円かかり、年間使用料は約二億円と見込んでいる。

 市はこれまで、校舎の耐震化やトイレの洋式化などの老朽化対策を優先してきた。 (黒籔香織)

◆市原市と鴨川市は来夏の設置目指す

 市原市は二十二日、市内の全市立小中学校の計六十三校の特別支援教室を含む普通教室など九百五十室にエアコンを整備すると発表した。来年夏の設置を目指し、三十一日開会の九月定例会に、設置費用約三十二億七千万円を盛り込んだ予算案を提出する。

 市教育施設課によると、現在の普通教室のエアコン設置率は2・3%。設計から施工までを一括して発注する公募型プロポーザル方式で整備する。八百五十六室が新設で、九十四室は老朽化に伴う更新となる。

 小出譲治市長は「来年夏、児童や生徒が快適に学べるよう教育環境の整備に全力で取り組みたい」とコメントした。 (美細津仁志)

     ◇

 鴨川市は二十三日、市内の小学校八校と中学校三校の全教室にエアコンを整備する方針を明らかにした。三十一日に開会する市議会定例会に調査費を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出する。

 市教育委員会によると、市立小中学校のエアコン設置状況(七月末時点)は、普通教室は全百十室で未設置、視聴覚室などの特別教室は百十室のうち、三十一室の設置にとどまっており、来年夏までの設置を目指す。

 この日は市内の社会福祉法人「太陽会」(亀田信介理事長)の関係者が市役所を訪れ、小中学校へのエアコン設置を求める一万三千九百三十二人分の署名を亀田郁夫市長に手渡した。 (山口登史)

 

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