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【千葉】

旧飯岡中に「サッカー場」 旭市長「具体的に進めたい」

サッカー場構想などを盛り込んだ報告書を受け取る明智忠直市長(右)=旭市役所で

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 東日本大震災による津波被害を契機に二〇一六年に移転し、現在は更地になっている旧旭市立飯岡中学校跡地に、サッカー場を整備する構想が現実味を帯びてきた。旧中学校跡地利用検討委員会の報告書に盛り込まれ、八月三十日に受け取った明智忠直市長が「サッカー場を造りたい思いは以前から抱いていた。具体的に進めたい」と前向きな意向を示した。

 跡地は海岸に近い計三万一千平方メートル。報告書では、道路を挟んで西側にサッカー場とスポーツ関連施設、東側に駐車場を設ける。周辺の宿泊施設を活用したスポーツ合宿の誘致など、市内外から人を呼び込んで地元経済を活性化できるとしている。

 飯岡地区は震災の被害が特に大きく、津波避難タワーが建設されるなど復興は進んでいるものの、空き家や更地が目立っている。委員の宮内保市議は「地元では中学校の跡地利用に関心が高く、『復興のシンボルになるようなものを早くつくってほしい』との要望が強い」と訴えた。

 明智市長は「跡地は市の宝。報告書を重視して本年度中にある程度の方向性を決め、来年度には基本設計まではいきたい。サッカー場は市内になく、一つ欲しいと思っていた。公式試合ができる本格的なものを考えたい」と述べた。

 委員会は加瀬正彦副市長と市議会、学識経験者、市民代表の十二人で昨年十月に設置され、現地調査やアンケートを行うなどして報告書をまとめた。旧飯岡中のほか、JR飯岡駅に近い旧海上中学校跡地の利活用についても議論し、住宅系と健康福祉系、交流系の複合施設を提案している。 (小沢伸介)

 

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