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【千葉】

君津市長選 候補者の横顔

 任期満了に伴う君津市長選には無所属新人の3人が立候補し、14日の投開票に向けて舌戦を繰り広げている。3期12年務めた鈴木洋邦市長は引退する。元県職員の渡辺吉郎さん(61)=自民、公明推薦=、元市議の安藤敬治さん(70)、元県議の石井宏子さん(53)の横顔を紹介する。 (山口登史)

(届け出順)

◇渡辺吉郎(わたなべ・きちろう)さん(61) 無新=自公

 故郷を活性化させたい

 県職員として三十七年間の公務員生活を送った。最後の一年は議会事務局長。県議と政策の議論を深めていたころ、鈴木洋邦市長から「ぜひ後継に」と声がかかった。生まれ育った君津を「さらに活性化させたい」と出馬を決断した。

 県では学事課、自然保護課、人事を担当する総務課など多彩な部署を渡り歩いた。こうした経験から「組織というものは分かっていると思う。職員と君津市という組織が気持ち良く動ける環境づくりも大切」。

 趣味は二十年ほど続けている家庭菜園。さまざまな農作物をつくるが、一番は一味唐辛子。天日で乾燥させて、知人に配っている。喜んでくれる姿を見るのがささやかな楽しみだ。

◇安藤敬治(あんどう・けいじ)さん(70) 無新

 若い世代の定住策必要

 「最終責任は議会にある」。市議として二十三年、市の政策を議論してきた。だが、「議員が提案しても、最終的な決定をするのは市長。何もしなければ、議会から異論は出ない。待ちの市政運営から積極的な市政運営に変えないといけない」と出馬を決めた。

 最大の課題として若い世代の市外への流出を挙げ、「流出するのは君津市が魅力を欠き、将来へ不安が増しているから」と分析する。公共施設の老朽化が進む中、「若い世代がとどまり、税を納めてもらうために定住策が必要」と教育環境の整備を掲げる。

 弓道が趣味。六十歳から始め、既に三段の腕前。四段を目指している。盆栽もたしなむ。

◇石井宏子(いしい・ひろこ)さん(53) 無新

 市民主役の市政へ対話

 小中学校で音楽の教員を務めていたが、重度の障害がある長男の出産を機に退職した。「困難を抱える子を中心に社会を見ると、理不尽なことがたくさん見えた。多くの子が安心して暮らせるようにしたい」と政治家を志した。

 市議、県議と十五年間の経験は「子どもに関することで一定の成果を得たと思う」と振り返る。一方で、市内を歩いていると「君津はだめだ」とよく耳にするといい、「人口減少対策や活力のあるまちづくりを進めるためには変革が必要。市民と対話を重ね、市民が主役の市政にしたい」と意気込む。

 趣味は料理とピアノを弾いたり、歌うこと。煮物とイタリアンが得意料理だ。

 

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